試合当日ということもあり、セッター関田誠大(28)、西田有志(22)、髙橋藍(20)、村山豪(23)、大塚達宣(21)、山本智大(27)、小川智大(26)の7人が参加し、軽めのトレーニングで汗を流した。主将の石川祐希(26)は不在だった。
サーブランキング3位の西田はサーブの感触などを確認し、ブラジル戦に向け最終調整を行った。「(ブラジルの)高さだったりパワーだったりで負けてしまうこともあるので、そのディフェンスっていうところが凄くキーになってくるので、そこに対してしっかりフォーカスをして、ディフェンスでしっかりラリーをとれるようにしていければ、勝機はあるかと思います」と話した。

日本はブラジルとの対戦成績は通算30勝67敗で、公式戦では93年のワールドリーグ以来、勝利していない。直近のブラジル遠征では1勝1敗、公式戦では昨年の東京五輪準々決勝でストレート負けを喫し、試合後に西田は涙を流していた。
ブラジルは世代交代の時期で今大会、7勝4敗(現在6位)。司令塔のブルーノ(36)は「(日本は東京五輪時より)さらに大きく成長を感じてまして、まあ今日は本当に厳しい試合にはなると思います」と日本戦に向けて話した。リオ五輪の金メダルメンバー、ソウザ(30)は「(日本は)どんな相手に対しても怖がらずに、同じレベルで戦っているタイプですので明日も厳しい試合の流れになる」と日本を警戒した。
【ネーションズリーグ 上位8チーム】10日16時時点(試合数は異なる)
1位 アメリカ 10勝2敗
2位 ポーランド 9勝2敗
3位 イタリア 9勝2敗
4位 日本 9勝2敗
5位 フランス 8勝3敗
6位 ブラジル 7勝4敗
7位 イラン 7勝5敗
8位 オランダ 6勝5敗