ウクライナ空軍はクリミア半島の南東部でロシア軍の大型強襲揚陸艦を爆破したと明らかにしました。ロシア側も被害を認め、1人が死亡したとしています。

ウクライナ空軍は26日、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部、クリミア半島のフェオドシヤでロシア軍の大型強襲揚陸艦「ノボチェルカスク」を爆破したと発表しました。

空軍の司令官は、去年4月にロシア黒海艦隊の旗艦「モスクワ」を沈没させたことを引き合いに出し、「ロシアの艦隊はますます縮小している」などと強調しています。

一方、ロシア国防省は「ノボチェルカスク」がウクライナ軍のミサイル攻撃によって損傷したことを認めました。そのうえで「ミサイルを発射したウクライナの戦闘爆撃機スホイ24を2機撃墜した」と主張しています。

現地の親ロシア派幹部は1人が死亡、2人がけがをしたと明らかにしています。