落語協会・副会長の林家正蔵さんはじめ、柳家喬太郎さん、林家彦いちさんらが「落語協会百年会見」に登壇しました。

「落語協会百年会見」左から・春風亭一之輔さん/柳家喬太郎さん/林家正蔵さん/林家彦いちさん


落語協会の原型団体が誕生して、「2024年2月25日」に100年の節目を迎えます。
来年3月1日の上野鈴本演芸場を皮切りに、落語協会は一年を通して各種企画を打ち出して常打ち寄席興行を行っていきます。

林家正蔵さん



林家正蔵さんは今後の展望について聞かれると、“これまで協会の事を振り返ったことは無いが、これからの若手の育成を含め、どう向き合ってお客さんに喜んでいただくか考える機会を得た事は、とても有意義なことだと思っています。いろんな伝統芸の中でも色んなことを考えなくちゃいけない課題を落語会も突き付けられている気がして、裏方含め「この人たちと同じ方向を見て一緒に行けるな」と思わせる良い機会を頂いたと思っています”と答えました。

林家彦いちさん



100年続いた落語協会の財産について林家彦いちさんは、“私も振り返ったことは無いが資料を見て、こんなに何度も(落語協会が)分裂していたんだってビックリでした。噺家は楽屋の匂いみたいなものがあって、それを後輩に伝えていくというのを生き物のように紡いできた、だから続いているのではと思います。”と語りました。

「落語協会百年会見」左から・柳家喬太郎さん/林家正蔵さん/林家彦いちさん



正蔵さんは、大正時代のスペイン風邪によるパンデミック、関東大震災を乗り越え作られた落語協会の「原型団体」と、現在のコロナ禍を乗り切った「落語協会」の状況を踏まえ、“お客様は多少様変わりしているかもしれないが落語は続いているし、新しい才能のある落語家さんもどんどん出てきている。だから私は、あまり不安は感じていない。きっと、どんなことがあろうとも寄席は木戸が開いているし、お客様に来ていただける。この100年、関東大震災からコロナ(禍)で無くなっていないという事が一つの証明かなと思います。落語の力強さ、落語家のたくましさ、寄席というものの存在価値、この3つは絶対、信頼できるものであると信じております”と力強く締めくくりました。

【担当:芸能情報ステーション】