認証不正問題が拡大しているダイハツ工業は本社工場を26日に稼働停止させました。これで国内の全工場の稼働が停止したことになります。稼働停止を受けて大阪府池田市にある本社工場の従業員からは不安な声が聞かれました。

(30代の男性従業員)
ーー不安は?
「ありますね」
ーーどういった不安がありますか?
「生活の不安もありますし、このままダイハツが稼働し続けるのかという不安もあります」
ーー会社の対応どう思いますか?
「まだわからないですね。対応自体もまだ決定していないので」

(20代の従業員)
「こういう大きなことがあったので仕方がないのかなと思っています。会社全体が再生していってくれるなら良いと思っています。それまでは準備して待つと考えています。(会社からは)補償があったり、いつになるかわからないけど、しっかりしていくと説明がありました」

一方で大阪府内の販売店からは次のような声も聞かれました。

(ダイハツ販売店の店長)
「お客様からニュースを見て自分の車は大丈夫かというお声をいただいて対応している状況です。先週には1日に数十件の問い合わせをいただきました。不安なのはお客様だと思いますので、少しでも安心してお乗りいただけるようなご対応をさせていただいています。販売できない苦しさよりもお客様にご迷惑をおかけしている苦しさがあり、こういう状況になってしまった以上、新車が売れないのは仕方がないので、そこは受け止めて、早く安心して乗れる車を作っていただきたいなと思います。発表まで何も知らされていなかったのでそこにモヤモヤした気持ちはありますが、こうなってしまったのは仕方がないのかなと」

 ダイハツ工業は25日に滋賀工場と京都工場など3工場の稼働を停止させました。26日に大阪府池田市にある本社工場も稼働を停止し、これで国内にある4つの工場すべてが稼働をストップしました。

 ダイハツは工場の稼働について、現時点で来年1月末までの停止を決めたと明らかにしました。昼勤務の従業員については、出社し、工程の見直し作業や掃除などにあたりますが夜勤の従業員は休業となります。業補償については新型コロナの時の対応と同様の形で行っていくとしています。一方、部品の仕入れ先など取引先企業に対してはこれまでの数量実績に応じた補填を行っていくとしています。