22日、ガールズロックバンド「PINK SAPPHIRE」のギタリスト・TAKAさんが亡くなったことを、バンドの公式アカウントがXとインスタグラムで明らかにしました。

公式アカウントは「悲しいご報告をさせていただくことになります。 PINK SAPPHIREのギタリストTAKAが、2023年12月12日に永眠いたしました。」と、ステージ上のTAKAさんの写真と共に投稿しました。
TAKAさんは今年の4月29日にXの公式アカウントで、がん闘病を明らかにしていました。「去年の丁度1年前 もうすぐGWに入ろうかという時期に『余命宣告』を受けました。」と書き出し、「治療をして薬が効けば平均で約2~3年・・薬が効かなくなれば、覚悟をして下さいと言われました。」と状況を知らせていました。

その時にはすでに「今までも『手術 』『放射線 』『抗癌剤 』の三大療法をやって約10年間治療を頑張ってきました。」と、実は闘病を続けていたことを明らかにし、絶望の中でもついには「自分だけでなく家族・旦那の為にも大切な時間を過ごさなきゃ!と思うようになりました。」と心情の移り変わりを綴っていました。
さらに「そう!! このやりたい事リストを考えた時に一番最初に頭に浮かんだのが『LIVEをしてギターが弾きたい!!』でした。」と一番の希望を掲げ、メンバー各々の事情や生活を慮って躊躇していたけれど「音楽仲間達が力を貸してくれて『ライブやるぞーーーーー!!』になったのです。」と、ラストライブの実現につながった実情を明らかにしていました。

PINK SAPPHIREは1990年7月「P.S.I LOVE YOU」でデビューし、1993年4月までの間に8枚のシングルと6枚のアルバムをリリース。その年9月に活動を休止するも2014年に活動を再開していました。
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