来年度中に閉店する方針が示された東京都内にある県のアンテナショップについて、店を運営する県物産振興協会は都内の別の場所で後継の店舗を開くことを検討しています。

県物産振興協会 横田清志事務局長:
「開設から18年間運営して、東日本大震災や楽天の優勝があって、県産品の販売だけじゃない部分のことも含めて首都圏における拠点となった」

県物産振興協会 横田清志事務局長

県物産振興協会の横田清志事務局長は、アンテナショップを都内の別の場所で存続できないか検討していると話します。

県物産振興協会 横田清志事務局長:
「我々協会単独でということではなく、県と連携をする」

東京都豊島区東池袋にあるアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」は2005年にオープンし、多種多様な食品や工芸品などの県産品を求め、これまでにのべ1260万人が訪れてきました。

しかし、県は、年間で1億3000万円にのぼるテナント料などを理由に2025年2月に満了する賃貸契約を更新せずに閉店し、オンラインなどによる事業展開へ転換する方針を示しました。

村井知事:
「急速な社会環境変化に対応した柔軟な事業展開を可能にすることが重要だと思いこのような結論に至った」

閉店の発表を受け、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの2人もラジオ番組で存続を訴えるなど反響が広がっています。応援の声に勇気をもらったという横田事務局長。存続に向けて県や関係先に働きかけ、協議を進めています。

県物産振興協会 横田清志事務局長:
「首都圏にいる宮城のファンのみなさん、県産品を供給する生産者の方、この方々の思いをなんとか継続していきたい」

新型コロナの影響で一時的に3億4000万円ほどに落ち込んだ売り上げは、昨年度はコロナ前と同様のおよそ5億1400万円に回復したということです。協会では、年内にも関係者や県産品の生産者に周知し具体的な協議を始める予定です