安倍元総理が亡くなったことを受け、岸田総理は記者団に対し、「誠に残念であり、言葉もありません」としたうえで「卑劣な犯行で断じて許されない」と改めて強く非難しました。
岸田総理
「どうか一命をとりとめていただきたいと祈っていましたが、祈りもむなしくこうした報に接することになったこと誠に残念であり、言葉もありません。心よりご冥福をお祈りしたいと思います」
岸田総理はこのように述べたうえで、「民主主義の根幹たる選挙が行われている中で、安倍総理を狙った卑劣な犯行が行われたと、断じて許せるものではない」と改めて非難しました。また、安倍元総理の任期中の功績を称えたうえで、「安倍元総理は私にとっても当選同期であり、国会議員になっても同僚議員として、一閣僚として多くの時間をともにしたよき友人だった」と振り返りました。
今後については、「自由で公正な選挙は絶対に守らなければならない」「決して暴力に屈しないという断固たる決意のもと、あすは予定通り選挙活動を進める」としていて、安全確保を徹底して選挙戦が行われるよう、関係閣僚に指示したことを明らかにしています。
さらに、岸田総理は「お亡くなりになったとの報に接して、まだまだ、先のことまで考える余裕がないのが現実だ」としたうえで、今後、国葬の実施も含め、安倍元総理の追悼方法を検討する考えを示しました。
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