自民党本部では午後4時すぎから午後5時ごろまで緊急の役員会を開いて対応を協議していました。
この最中に、安倍元総理が亡くなったのではないかという情報が自民党内でも流れ、協議を終えた麻生副総裁らは、一様に厳しい表情で党本部を後にしていまして事件の衝撃と怒りを感じさせました。
また、茂木幹事長は報道陣の取材に応じ「民主主義の根幹である選挙が行われている最中のテロ行為に断固抗議をする」としました。
自民党は、きょうは参院選の候補者らによる街頭演説などを急遽、取りやめていますが、あすの選挙活動は「暴力には屈しないとの決意のもと予定通り進める」としています。
一方、野党にも衝撃が広がっています。
立憲民主党は泉代表が「民主主義国の日本でこんなことがあってはならない」と述べ、党幹部らのきょうの街頭演説は取り止めました。
国民民主党や日本維新の会にも街頭演説会や個人演説会を取り止める動きが広がっています。
今年の年末にかけては、安倍元総理が強い思い入れをもっていた国家安全保障戦略の改訂が行われる予定で、政府関係者からは、防衛費の増額や反撃能力の保有についての議論への影響を懸念する声もあがっています。
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