輸入に依存している飼料用トウモロコシを地域で生産しようとする「山口市子実コーン地域内循環型生産・出荷協議会」が20日、山口県宇部市で収穫・製品化の実演会を開きました。



実演は山口市や宇部市などでトウモロコシの生産や畜産に携わる農家と飲食・小売業者らで組織する協議会が行いました。

飼料用トウモロコシはウクライナ侵攻や、食肉の需要増加などで価格の高騰が続いています。

この状況を受け、協議会では地域で飼料を生産し、消費しようと取り組んでいます。

生産する飼料はトウモロコシの実や葉などをまるごと刈り取ってロール状にし、フィルムでラッピングして乳酸発酵させるものです。

実演会には協議会の会員や酪農農家などおよそ20人が参加しました。

山口市子実コーン地域内循環型生産・出荷協議会 工藤正直 会長
「国内産の餌は非常に数が限られて少量ですので、しっかりと増量させることで安定した餌の確保と、円安や戦争の問題にも大きく価格は左右されるので、安定した取り組みにつながっていくことを期待しています」

協議会では来年5月に、国内初となる国産トウモロコシを原料とする飼料製造工場を完成させる予定です。