働きながらスポーツに情熱を注ぐ、社会人アスリートの話題です。宮城で活動するバドミントンのクラブチーム「東北マークス」が11月、トップリーグ復帰をかけた公式戦に臨みました。

仙台市若林区。NTTのグループ企業に勤めるこの男性。鈴木大裕さんは、過去全国優勝の経歴を誇る現役アスリート。その競技が、バトミントンです。

NTT東北バドミントン部が、前身の東北マークス。歴史あるこのクラブで鈴木さんはキャプテンを務めます。

東北マークス 鈴木大裕さん:
「バドミントンが好きだという気持ちは、ずっと変わらずにあって。仕事も定時で終わることもあれば、そうでない時もあって、時間を作るというのがやはりこのチームの課題かなと思います」

メンバーは各々、仕事を終えた時間に集合。独自の練習場は無く、学校や地域の体育館で技を磨いています。

しかし、今年2月、東北マークスは社会人リーグ1部から2部に降格。再昇格を誓い週5回のハードな練習に取り組んでいます。

東北マークス 鈴木大裕さん:
「育成というか、そういった部分でも私の背中じゃないですけど、頑張っている姿を見せて、若い子たちがもっと頑張ってくれればなという思いで頑張っています」

そして11月、佐賀県でバドミントン社会人リーグが開幕。東北マークスは、1部への復帰をかけこの大会に挑みました。

8チームが総当たりし優勝チームのみが昇格。シビアな戦いに、まずはエース鈴木選手のダブルスで勢いを掴んだ東北マークス。シングルスでも勢いを繋ぎ初戦で3対0の勝利と好スタートを切ります。

しかし、2部リーグの戦いは4日間という過密日程のため、選手のスタミナも重要となります。メンバー7人と少数精鋭の東北マークス、その後の試合はいずれも接戦を落としてしまい悔しい連敗。日程半ばで昇格の可能性が消えてしまいました。

東北マークス 高橋淳部長:
「まずこのままでは終われないと思うので、次の試合に全てぶつけて勝ちにいきましょう」

結果は得られずとも、クラブの伝統をつなぐ戦いを。すべての選手がラストゲームまで全力で挑みます。企業、家族らの協力をうけ夢を追う彼ら。1部復帰へ、挑戦は続きます。

東北マークス 鈴木大裕さん:
「体はきついですけれども、今まで経験してきた経験値というのは有利に立てる部分もあるので、まだまだできるところまで頑張りたい」