天に昇る龍のように機運が上昇するようにとの思いが込められています。300年以上の歴史がある宮城県の伝統的工芸品「堤人形」の工房で、来年の干支「辰」をかたどった人形づくりが最盛期を迎えています。
波の間から雲をまいて天に向かう「昇り龍」。
仙台市青葉区堤町にある工房では13代目の芳賀強さん(83)が、江戸時代から300年以上の歴史がある「堤人形」の制作を行っていて、この時期は来年の干支「辰」の人形づくりが最盛期を迎えています。

後藤舜キャスター:
「現在は、こちらの型抜きをし素焼きしたものに、筆で色をのせる彩色の作業が行われています。5回以上色を重ね塗りすることで、なめらかな質感を出しているということです」
この彩色作業は9月から始まった「辰」の人形づくりの仕上げの段階で、細かい部分まで一つひとつ手作業で行われます。

芳賀堤人形製造所 芳賀強さん:
「昇り龍ということで、機運がますます向上するようにと思い作っている。お渡しした辰が、お客さんの心を和ませる。ストレスの多い時代にそういう時間が取れれば役割が果たせると思う」

辰の人形は、4つのサイズであわせて400個作られ、作業は来年2月まで続くということです。














