おいしいマグロを食べて新年を元気に迎えてもらおうと17日、岩手県釜石市で恒例の「まぐろ祭り」が行われました。

まぐろ祭りは、遠洋マグロ漁を行う釜石市の「濱幸(はまこう)水産」が毎年この時期に行っているものです。コロナが5類に移行して迎えた今回、会場には開始前から約300人が行列を作りました。
今年は初めて「まぐろのカマ」と呼ばれる1匹からわずか400グラムほどしか取れない希少な部位も用意され、クロマグロやミナミマグロなどのブロックや切り身、合わせて2.5トンが並びました。

(買い物客)
「焼いて食べます」
「親や身内に分けたいな」

市価の3割から4割ほど安い「浜値(はまね)」での販売とあって、訪れた人たちは正月用や贈答用などに次々と買い求めていました。