県民の目の健康を守ろうと設立された「甲斐ひとみネット」の総会が開かれ、視覚障害のあるアスリート澤田優蘭さんが講演しました。
「甲斐ひとみネット」は、去年発足した団体で、眼科の医師や視覚障害者、それに盲学校の関係者などがメンバーになっています。
16日夜の総会では、1年間の活動が報告された後、今年の世界パラ選手権の走り幅跳びで3位となった視覚障害者の澤田優蘭さんが講演しました。
澤田さん:少し声をかけてサポートしてもらうことで、走ることは決して怖いことじゃないと知りました。
澤田さんは、「来年のパリパラリンピックに出場し、金メダルを獲る」と意気込みを語り、「視覚障害の方もスポーツをやってほしい」と訴えました。
「甲斐ひとみネット」では、「今後県などと連携し、視覚障害者向けの災害対策をつくっていきたい」としています。