スキー場のコース外で滑走するバックカントリースキーなどでの遭難が相次ぐ冬山シーズンを前に、県警は注意を呼びかけています。

県警山岳安全対策課のまとめによりますと、2022年12月から23年3月までの冬山での遭難は58件発生していて、過去5年間で最も多くなっています。

遭難件数のおよそ3割は、スキー場のコース外を滑走するバックカントリースキーによる遭難が占めていて、遭難者の半分が外国人だったということです。

県警は、インターネットのSNSで遭難防止の動画を配信しているほか、年末には登山口などに相談所を設け、注意を呼びかけることにしています。