自民党の派閥の政治資金をめぐる問題を受け、岸田総理は近く党の幹部に対し政治改革に向けた議論を始めるよう指示する方針であることが分かりました。

一連の派閥の裏金疑惑をめぐり、岸田総理は13日の記者会見で「国民の厳しい声に耳を傾けて、党所属の議員とひざ詰めの議論を集中的に進めていく」と話しました。

政府関係者によりますと、岸田総理は近く自民党幹部に対し政治改革に向けた議論を始めるよう指示する方針だということです。

▽閣僚や党幹部に就任した議員が派閥に所属しないようにすることや、▽政治資金規正法を改正する必要性などについて議論するとみられます。

岸田総理は来年1月に召集される予定の通常国会までに提言をまとめたい考えです。