松本市で歯科医院を開いている久根下院長と歯科衛生士2人がこの日、訪れたのは市内のグループホーム。
訪問診療で、入所者のケアに取り組んでいます。

ここでも、歯科衛生士のサポートが欠かせません。
久根下院長:
「表情変わらない?変わってない?」
歯科衛生士:
「変わってない」
久根下院長:
「拡大鏡、ルーペを使ってますと視野がすごく狭いんですね。だから表情が見えないんですね。(歯科衛生士に)横にいてもらって、痛そうな顔をした時には、例えばどの歯か分からない場合には、刺激をして表情をしかめた歯が痛かったりとか」
歯の治療や虫歯予防に不可欠な人材を、どう確保していくのか。
職場復帰をサポートするセミナーや国の復職支援も行われていますが、すぐに効果が出る決め手はなく、現場の奮闘が続いています。