メジャー史上最高額となる7億ドル(約1015億円)でのドジャース移籍が決定した大谷翔平(29)が15日(日本時間)、本拠地のドジャー・スタジアムで入団会見を行った。
大谷が公式での取材に応じるのは10勝目をあげた8月10日(日本時間)以来、約4か月ぶりとなり、この日のロサンゼルスは大谷翔平一色となった。
通訳の水原一平氏も同席。紺のスーツの大谷に対し、黒のスーツにストライプのネクタイを着用。ドジャースタジアムにも大谷と共に入り、会見が始まる前にも大谷の隣に寄り添っていた。そして、球団関係者と話している時には笑顔も見られた。
始まった世紀の会見。質疑応答では、これまで通り大谷の隣で、水原氏は丁寧に対応。現地メディアからドジャースファンについてどう思うか問われた大谷。水原氏の通訳を通して「野球に対して熱狂的だなと思う。球場には青いユニホームがいっぱいのイメージがある。野球に対して熱を持っている人たち」と語った。
水原氏は、2018年の大谷のメジャー挑戦から通訳として帯同。時には大谷の練習パートナーを務めるなど、6年間をともにエンゼルスで過ごした。球団はエンゼルスからドジャースへかわっても、大谷と水原氏の二人三脚はこれからも続く。