「あんなにやわらかくて温かかった手が、こんなに硬く冷たくなってしまった。命が終わったんだと、あんなに尊いと思った命が終わってしまったんだ」
2019年、東京・池袋で87歳の男が運転する乗用車が暴走し、命を奪われた松永真菜さん(当時31)と長女の莉子ちゃん(当時3)。真菜さんの夫で、莉子ちゃんの父親・松永拓也さんは当時を振り返り「被害者も加害者も生まないことが大切」と訴えました。
松永さんは2日、山口県周南市で講演。犯罪や事故の被害に遭った人や、その家族などの支援をしている「グリーフサポートやまぐち」が企画しました。会場のスクリーンに家族の写真が映し出される中、松永さんは家族の思い出を振り返ります。
「こんなに温かい雰囲気のある人って初めてだな」
妻・真菜さんとの初めてのデートから結婚、そして長女・莉子ちゃんの誕生と、家族の軌跡を振り返りました。父の日に莉子ちゃんが、松永さんを描いた絵を「ちちのひ ありがとう」と手渡す様子も流されました。














