これまでに山本教授が世に出した作品の一つが、JR新宿駅東口近くのビルの大型スクリーンに映し出される3DCG作品。

ビルの一角に住むまるで本物のような愛らしさがバズったこちらの“巨大ネコ”を見るためにわざわざ新宿を訪れる人もいるほど話題の“広告塔”となりました。

【長岡造形大学 山本信一教授】
「みんながスマホを掲げて見に来る。“広告”ではなく、ランドマークというか街の風景になって、雷門やスカイツリーみたいに名物として見に来る…。それを映像で果たした。まだまだいろいろな映像の可能性はあると思う」

1094人が通う長岡造形大学では今年度、多様化するデザインの世界を柔軟に学ぶことができる「デザイン学科」を新設。
山本教授は「見る人を引きこむ空間の演出方法」を東京と長岡とを行き来しながら学生に伝えています。