■あなたの“生乾き臭”対策は正しい?プロがジャッジ!

街の皆さんも洗濯物の部屋干しには様々な対策を行っているようです。
「良かれと思って・・・」果たしてあなたの部屋干し対策は有効なのでしょうか?
街の皆さんの声とともに見ていきます。

■【合ってる?生乾き臭対策】①洗濯物を溜めて、晴れの日まで待つ

「乾きが悪いので諦めて、雨の日は洗濯しない。ニオイも気になるので洗わない。まとめて晴れの日に(洗濯)。(50代女性)

洗濯ソムリエの鈴木氏によりますと、この対策は・・・NG
『汚れた衣類を放置しているとモラクセラ菌は大増殖する』のだといいます。

恵俊彰:
晴れの日まで待つよね。原因は雨の日のあの湿気中での部屋干しだと思い込んでるから。
もう雨だろうがなんだろうが、まめに洗濯するのが本当は一番いいということなんですよね。

鈴木氏:
そうですね、その通りです。

江藤愛アナウンサー:
洗濯機って、“あまり少量で使わないでください”って(注意が)あるじゃないですか。それで、(ある程度の量まで)溜めてしまう。

鈴木氏:
こまめに洗っていただくのが、理想ではあります。

とはいえ、少し溜まってしまうというタイミングがあるかもしれません。そういう時は、洗濯機に直接入れてカゴ代わりに使うのは良くありません。『通気性の良い物を洗濯カゴとして選んでください』ということです。

■【合ってる?生乾き臭対策】②漂白剤

塩素系漂白剤を必ず入れて干しています。毎回です。」(70代女性)鈴木氏によりますと、この対策は・・・△。
『生乾きの嫌な臭い対策にはなる。ただ、塩素系漂白剤は漂白力が強く、色物には注意が必要』

鈴木氏:

塩素系の漂白剤であれば、モラクセラ菌も減らすことができます。塩素系はすごく漂白力が強いので、使うときは気をつけていただきたい。塩素系ではなく、“酸素系漂白剤を追加する”というパターンもあります。こちらも衣類の洗濯表示に注意してください。