(2年生・乗松凜さん)
「トイレに行こうとしたら倒れている方を見つけて」

発見したのは、心肺蘇生法などに関する資格を持つ看護科の2年生。男性は呼吸をしておらず、脈もなかったため、すぐに119番通報をして、心臓マッサージを始めたといいます。

(2年生・橋元深緒さん)
「不安と怖さはずっとありました。『自分がしないと』という感じでした」

学生たちは役割分担をして、AEDを準備したり症状や時間の経過を記録したりと懸命な措置にあたりました。現場に駆けつけた看護科の教員は学生たちの迅速な対応に驚いたと振り返ります。

(看護科教員・木原知穂さん)
「ここまでできるのかと思ったのと、冷静な判断をして動けた彼女たち、彼らに尊敬の気持ちでいっぱいです。誇りに思っています」