福島県会津若松市で88年にわたり漆器などを製造する老舗の三義(さんよし)漆器店が、世界的な環境問題に取り組もうとある商品を開発しました。
三義漆器店・曽根佳弘社長「こちらが、生分解性プラスチックを使った『世界最薄グラス』です」

「IZEARTH(アイヅアース)」のブランドで注目を集めるこのグラス。でん粉と乳酸菌が原料の植物由来のプラスチックで、水と二酸化炭素に分解される環境にやさしい生分解性プラスチックの製品です。
小枝佳祐記者「世界一薄いグラス、いったいどれほど薄いのか、カットした物で、実際に測ってみます」
測定してみると、その薄さはなんと0.53ミリ。

三義漆器店・曽根佳弘社長「世界の最先端がここにあるということで、信じられない気持ちでいっぱいでした」