自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑で、辞表を提出した鈴木総務大臣は、自身もキックバックを少額受け取っていた可能性を認めました。その一方で、キックバックの意識はなかったと釈明しました。
自民党の最大派閥・安倍派「清和政策研究会」の政治資金パーティーをめぐっては、パーティー券販売のノルマを超えた分について、所属議員が派閥からキックバックを受け、一部を政治資金収支報告書に記載していなかった裏金疑惑が浮上しています。
きょう辞表を提出した鈴木総務大臣は退任会見で、自らがキックバックを受け取っていたかについて…
鈴木淳司総務大臣
「(Q.これからしっかり確認される?)ほんのわずかあるようでありますが、ただ私としてはそういうふうな意識でもらってるわけではない」
このように述べて、キックバックを少額受け取った可能性を認めました。その一方で、裏金やキックバックだという意識は全くなかったと釈明しました。
また、大臣を辞任する理由については、「私も清和(安倍派)の一員で清和全体で疑念を持たれておりますので、そういった面では責任があると思います。私自身がずっと職務を続けるってことは潔しとしないというところがあった」と説明しています。
注目の記事
「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿

「また無くなるのでは」と買い占めも…コメ豊作なのに続く高値「増産」は実現可能なのか?【Bizスクエア】

うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 “使命感で” 体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発…「お父さんが危ない」次に命をつないだのは-
