車やスマホなど私たちの暮らしに欠かせない半導体。最新技術などを紹介する国内最大級の展示会がきょうから始まりました。
およそ1000の企業や団体が参加する「セミコンジャパン」。
記者
「こちらの風船に吊るされたディスプレイはまるで紙のように薄いですが、表面には半導体が塗られています」
「有機半導体」という液体に溶かすことができる半導体が、薄いプラスチックに印刷されていて映像を映し出しています。
フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ 柏尾南壮CEO
「これがメインボードです」
こちらのブースでは今年発売された新型iPhoneの分解ショーが行われ、内部に搭載されている電子部品の解説も行われました。
スマホやロボット、空飛ぶクルマなど、多くの電子機器に使われる半導体。今後の課題もあります。
製造には大量の電力が必要で、脱炭素社会にむけて解決すべき問題の一つですが、半導体製造装置を手がけるキヤノンは、非常に細かい電子回路をハンコを押すようにつくることができる世界初の技術を開発。これまでと比べて消費電力は10分の1に抑えられるということです。
半導体は、「産業のコメ」とも言われ、世界で争奪戦が起きていて、2030年には半導体の世界市場は100兆円まで膨らむ見込みです。
日本でも新工場の建設が相次ぎ、政府も次世代半導体の国産化を目指すラピダスなどに半導体支援として、今年度の補正予算に1兆9000億円を盛り込みました。
会場を訪れた担当の西村経産大臣は…
西村康稔経済産業大臣
「この日本の半導体が世界をリードしていく。そのために私のどんな立場であっても全力で応援していく」
また、派閥や自らの政治資金問題について「そう遠くない将来、どこかできちんと説明責任を果たしたい」と述べて会場を後にしました。
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