◆2人の写真家によって編み出された物語

本橋成一さん「何回もいくときもあるし、きょういいやってときもありますよね。なんかイマジネーションっていうか、これもう一回見とかなきゃだめだなっていうのもありますし」
来場者「ドアノーさんと本橋さんの着目が似通っていて、ずっと並んでいると、パリなのか日本なのか、あれって感じがしてすごい面白いです」

「生まれては消えていくいのちの中に同じいのち、同じ人は絶対にいない」
本橋成一
「ただ、見ることそれ自体が幸せそのものに感じられる日もある。その喜びがあふれんばかりになって誰かと分かち合いたくなるんだ」
ロベール・ドアノ

本橋成一さん「やっぱり、想像力だろうと思うんですけどね。僕が撮った写真を見ているお客さんがね、ちょっと後戻り、一歩でもいいや、3歩でもいいや、もういっぺん後戻りして見てみたいと思ってるような作品をできるだけたくさん撮れたらいいなと思うんです」

2人の写真家によって編み出された物語は、ユーモアと優しさをもって、生きることの豊かさを教えてくれます。