海外製の「ほくろ取りクリーム」を使用して皮膚が変色したなどという報告が相次いでいるとして、国民生活センターが使用中止を呼びかけました。
国民生活センターが使用中止を呼びかけたのは、ほくろやいぼを取ることができるとして複数の会社から販売されている、「点痣膏」とよばれるクリームです。
国民生活センターによりますと、インスタグラムなどの動画広告を見て商品を購入し使用したところ、「直後に熱くなって痛みを感じた」「皮膚がむけて変色した」などとする健康被害の相談が、今年5月以降4件寄せられているということです。
これらの商品は中国製とみられ、「ひと塗りで安全かつ効果的にほくろやいぼを除去」などとうたって販売されていますが、強いアルカリ性のため皮膚に塗ると、やけどをするおそれがあるということです。
国民生活センターは「SNS上の広告の普及により個人輸入がすごく簡単にできるようになっている。個人輸入で購入した商品は思わぬ健康被害を受ける危険性があるため、販売サイトの表示をよく確認し、場合によっては購入を控えて欲しい」としています。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









