海外製の「ほくろ取りクリーム」を使用して皮膚が変色したなどという報告が相次いでいるとして、国民生活センターが使用中止を呼びかけました。
国民生活センターが使用中止を呼びかけたのは、ほくろやいぼを取ることができるとして複数の会社から販売されている、「点痣膏」とよばれるクリームです。
国民生活センターによりますと、インスタグラムなどの動画広告を見て商品を購入し使用したところ、「直後に熱くなって痛みを感じた」「皮膚がむけて変色した」などとする健康被害の相談が、今年5月以降4件寄せられているということです。
これらの商品は中国製とみられ、「ひと塗りで安全かつ効果的にほくろやいぼを除去」などとうたって販売されていますが、強いアルカリ性のため皮膚に塗ると、やけどをするおそれがあるということです。
国民生活センターは「SNS上の広告の普及により個人輸入がすごく簡単にできるようになっている。個人輸入で購入した商品は思わぬ健康被害を受ける危険性があるため、販売サイトの表示をよく確認し、場合によっては購入を控えて欲しい」としています。
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