ヤクルトの球団公式マスコット「つば九郎」が、都内の球団事務所で契約更改に臨んだ。昨オフは保留を経て年俸5万円とヤクルト1000飲み放題を勝ち取ったつば九郎だったが、今回も「いいひょうかではありませんでした」と2年連続で保留、5年連続越年が決まった。

報道陣に一礼し、1月28日、29日行われるつば九郎&ドアラ(中日公式マスコット)によるディナーショーの”完売”チラシを叩いてアピールしながら会見場に現れたつば九郎。「おおたにくんにあこがれるのはやめましょう!!のきもちでした」とWBC準決勝前の大谷翔平(29)の名言を交えて、恒例の筆談で“第一声”。

昨季はグッズの売り上げが村上宗隆(23)に抜かれて2位だったつば九郎は「さくねんぐっずうりあげをむらかみくんにぬかれてくやしいおもいでした」。しかし今季は「ふたたびぐっずうりあげちーむNo.1をねらい、ことしはたくさんのいべんとてれびしょっぴんぐなどをおこないました」。その結果「2023ねんぐっずうりあげ『1い!』とりかえしました」とガッツポーズで喜びを表した。

2年ぶりにグッズ1位の座を取り返したつば九郎は、「ちーむはざんねんながら5いでしたがかんきゃくすうもうわむきでことしのけいやくこうかいたのしみにきました」。「1がつのつばくろうディナーショーもかんばいしました」と猛アピール。

しかし「こんかいはじしんをもってこうしょうしましたがいいひょうかではありませんでした」。オリックスの山岡泰輔(28)が11日におこなった契約更改で「お風呂にテレビをつけてほしい」と球団に要望したことを受けて、「おふろにてれびなんていりません」。「でぃなーしょーのきっくばっくもいりません」とつば九郎。

来年でデビュー30周年となるつば九郎は「きもちよくかいまくしたいのでほりゅうしました。えつねんです」。契約の詳細については「おおやけにするなとだいりにんより」と明かさなかったが、5年連続での越年となった。

次回の契約は2024年1月29日、ザ・プリンスパークタワー東京で「けいやくこうかいをこうかいする!」と発表。「ふだんつばくろうをおうえんしてくれるみなさんのまえでえらいひとをひっぱりだしておこないたいとおもいます」と意気込んだ。

最後は「みなさんまたらいねんよいおとしを」と締め、会見場を後にした。