12日夜、長崎県佐々町の県道で普通貨物車と普通乗用車が衝突し、双方の車が全焼しました。
それぞれの車を運転していた40代と50代の男性は逃げ出して無事でした。

事故があったのは、長崎県佐々町の片側一車線の県道志方江迎線です。

警察によりますと、12日午後9時すぎ、長崎県松浦市御厨町の男性会社員(56)が運転する普通貨物車が、佐々町方面から江迎町方面に走っていたところ、反対車線を走っていた佐世保市相浦町の塗装業の男性(43)が運転する普通乗用車と衝突し、2台の車が全焼したということです。

消防によりますと、12日午後9時40分頃、通行人から「車同士の交通事故で車両が2台燃えている」と通報があり、消防車3台を出して消火活動を行ったところ、約1時間後に鎮火したということです。

軽貨物車を運転していた男性(56)は胸の骨を折るケガ、普通乗用車を運転していた男性(43)は足を打撲するケガをし病院に搬送されました。2人とも命に別状はないということです。

この事故の影響で、県道 志方江迎線の一部が12日午後10時23分からおよそ1時間20分にわたり全面通行止めとなりました。

警察によりますと、現場は片側一車線のカーブで、どちらかの車がカーブを曲がり切れずに中央線をはみ出しスリップしたのではないかと見て、事故の原因を調べています。