ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)で契約合意した大谷翔平投手(29)の契約内容の一部が11日(日本時間12日)、分かった。複数の米メディアが伝えた。

プロスポーツ史上最高額となる超大型契約を結んだ大谷。ESPNのジェフ・パッサン記者によれば、23年から33年まで大谷の年俸はわずか200万ドル(約2億9000万円)で、契約終了まで総年俸の約97%に当たる6億8000万ドル(約986億円)が据え置かれる超異例の契約となっているという。USAトゥデーのボブ・ナイチンゲール記者は、据え置かれた6億8000万ドルの支払いは2034年から始まり43年に終了すると伝えた。LAタイムズ紙のジャック・ハリス記者は延納金には利子もついていないとし、同記者は大谷が金銭面を気にしていないと推測されていたことにも触れ、「それは間違いでなかった」と結んだ。

今後は、ドジャースの詳細なメディカルチェック後、正式契約が取り交わされ、晴れてドジャース大谷誕生となる。早ければ、現地12日もしくは14日(日本時間15日金曜日)に入団会見があると推測される。