日中青年交流事業の日本側の窓口となっている「日中友好会館」の設立40年の式典が行われました。

「日中友好会館」は1982年、国交正常化10周年の節目として日本政府と中国政府の合意により設立されたもので、両政府が共同で運営する唯一の友好団体です。

民間交流の拠点として長年にわたって、文化、教育、青少年交流などの分野で幅広く事業を進めてきました。

式典には中国の呉江浩・駐日大使や宮本雄二元駐中国大使、堀井巌外務副大臣らが出席しました。

元駐中国日本大使で友好会館の会長代行を務める宮本雄二氏は、「現在の日中両国関係には多くの課題と懸案が存在します。しかし両国の間には長い交流と友好の歴史がある」と述べたうえで、「若い世代が相手国への理解を深め、親睦の輪を広げることこそ、建設的かつ安定的な日中関係の構築に大きく寄与するものと信じる」と強調しました。

呉駐日大使は、先月(11月)行われた日中首脳会談で、両首脳が「戦略的互恵関係」の推進を再確認し、新時代の要求に合致した建設的で安定した日中関係を構築すると約束したことに触れ、「中日関係にとって極めて重要な局面を迎えている」と話しました。