香港で地方議会に当たる区議会の議員選挙が行われました。民主派は1人も立候補できず、投票率が大幅に低下する見込みです。

記者
「選挙制度が変更されて初めてとなる香港の区議会議員選挙の投票が始まりました」

香港の区議会議員選挙は選挙制度の変更により、市民の投票で決まる議席は全体の2割以下に減少、かわって政府の任命枠などが設けられました。

また、立候補には政府に任命された委員からの推薦が必要となったため、民主派は1人も出馬できませんでした。

候補者が親中派一色となっていて、投票率は日本時間10日午後8時半時点で24%、前回と比べ、40ポイント近く低下しています。