地域に伝わる縁起物の「お飾り」作りが岩手県宮古市で盛んに行われています。
「お飾り」は和紙に七福神や宝船などの図柄が描かれた宮古地域の縁起物です。各家庭では年末の大安に神棚の「お飾り」を新しいものに貼り替える風習があります。
この道60年の松下信子さんのお宅では10日、松下さんと娘の和子さんが一筆ずつ丁寧に色付けする作業を行いました。
(松下信子さん)
「(来年は)心豊かな生活ができるような年になってもらいたいです」
松下さんたちは年末までに600枚制作する予定です。
「お飾り」は27日から31日まで宮古市魚菜市場で開かれるお飾り市で販売されます。