国連安保理の緊急会合でパレスチナ自治区ガザでの「即時停戦」を求める決議案がアメリカの拒否権行使によって否決されたことを受け、イギリスやアメリカで抗議デモが行われました。

イギリス・ロンドンで9日、ガザへの連帯を示すデモが行われ、数千人が参加しました。

8日に国連安保理でガザでの「即時停戦」を求める決議案が採決された際、イギリスは棄権、アメリカは拒否権を行使していて、デモの参加者は“流血を止めるための介入を拒否している”と非難しています。

また、アメリカでも8日、数百人が参加する抗議デモが行われました。

ニューヨークでデモに参加した人たちは拒否権の行使に反対したほか、イスラエルへの資金援助の停止とガザでの停戦を求めました。