外国為替市場で円相場は一時、1ドル=141円台後半をつけ、およそ4か月ぶりの円高水準となりました。中継です。
この1日で円相場が目まぐるしく動いています。きっかけは、日銀・植田総裁のこの発言です。
日本銀行 植田和男 総裁
「チャレンジングな状況が続いておりますが、年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になると思っています」
きのう国会に出席した植田総裁は大規模な金融緩和の継続姿勢を見せた一方で、「年末から来年にかけて」と具体的な時期を示したうえで、「チャレンジングな状況になる」と発言しました。
さらにそのあと、岸田総理と会談したことから、市場ではマイナス金利の解除が思っているより早いタイミングになるのではないかという観測が拡大。
円を買う動きが一気に強まって、円相場は1日で6円以上も円高が進み、およそ4か月ぶりの円高・ドル安水準となりました。
今月中旬には日米で金融政策を決める会合が控えていて、市場は緊迫感に包まれています。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
