インフルエンザが各地で猛威を振るっていますが、実は今、「歩く肺炎」と呼ばれる感染症への警戒が強まっています。
世界的流行「マイコプラズマ肺炎」とはどんな肺炎?
加藤シルビアキャスター:
いま“歩く肺炎”と呼ばれる「マイコプラズマ肺炎」が世界的にも流行してきているということなんです。

韓国では入院患者が1か月で2倍に増え、その約8割が12歳以下の子どもだということです。中国ではマイコプラズマ肺炎などの複数の呼吸器疾患が増えています。他にも、アメリカやデンマークなどで感染者が増えているということです。
マイコプラズマ肺炎とは一体どのような感染症なのか。

【マイコプラズマ肺炎】
・細菌の一種、マイコプラズマによる感染症
・1年を通してかかる病気

【症状】
・37~38℃の発熱、軽い咳、喉の痛み、倦怠感など
・症状が悪化すると激しい咳が約4週間ほど続く
・患者の約8割が14歳以下の子ども