智頭町産の智頭杉でできていて、智頭急行や鳥取県がおよそ110万円をかけ、2万枚を制作しました。

それが、その日のうちにフリマサイトに出品されたというのです。

県も翌日には事態を把握しました。

鳥取県まんが王国官房 岩谷圭 課長補佐
「こういったノベルティは、(鳥取県に)来ていただきたいという思いで配っていますが、ファンでない方が転売されたのかなというところで、大変残念に思います」

出発式は大阪駅でも行われ、そこでは、青山剛昌ふるさと館のパンフレットなどもセットにして配られていて、これらも1万円などで出品されています。

県の担当者は転売は想定していたということですが、ある思いから転売禁止を謳わなかったと話します。

鳥取県まんが王国官房 岩谷圭 課長補佐
「(転売禁止を)全面に押し出してしまうと、ファンの方にも失礼というところがあるので、そこは難しいところです」

「ファンを疑うことはしたくない」。
しかし、今後も同様のことが起きないよう対策は検討していきたいとしています。

鳥取県まんが王国官房 岩谷圭 課長補佐
「ファンの方があってこそ、こういった取り組みができるものだと信じています。その中で転売があったので、できればそういったことを避けていくような工夫をしながら、これからの事業を進めていきたいと思います」