【アルビレックス新潟 松橋力蔵監督】
「伊藤涼太郎の代わりを誰かとか、この選手が…とか、報道で出ていたのか分かりませんけど、僕らの中ではそういうのは頭からなかったです。そのポジションの選手は他にもいましたし、違う特徴の選手がそこに入ればまた違うものができる…。なので全然不安はなかった」

選手を信用し続けた松橋力蔵監督のもとで、アルビレックス新潟はシーズン最後は“9戦負けなし”で終えました。

そして、リーグ最終戦のゴールがアルビレックス新潟のサッカーを“最も体現できた”と、松橋監督は振り返りました。

【アルビレックス新潟 松橋力蔵監督】
「我々はゴールキーパーを上手く使って何度もやり直します。そこでできる有効なスペースや時間や人をうまく使って、ああいう形で崩していって得たアドバンテージをどうやって得点に結びつけるかだと思うので」

来季に向けたチーム作りも今後は注目されます。
契約更新第1号となった守護神・小島亨介選手については…

【アルビレックス新潟 松橋力蔵監督】
「小島で最後抑えられればいいだろうと。最後はそこで抑えてくれる選手がいるのは非常に大きい」


一方で、チームを支え続けた高宇洋選手についてはFC東京に移籍することが発表されています。

【アルビレックス新潟 松橋力蔵監督】
「全く心配してないです。高選手の代わりは考えていません。高選手がいなくなったからといって、我々のボランチが現有戦力で足りないとは思ってない。高選手は怒りますね、そんなこと言ったら」

クラブから来季の指揮も任されている松橋力蔵監督は、さらに進化した攻撃的サッカーを掲げ、2年目のシーズンに臨みます。