2023年11月末、じゅんくんも初めてセンターを受診。

その4日後、現在の状態をきちんと把握するために内視鏡検査を受けました。

IBDセンターは原センター長のほか、消化器内科と外科の医師3人、看護師、栄養士、そして薬剤師の8人で構成。

医師1人のみの判断ではなく、包括的に連携を図るため、カンファレンスを開いて情報共有を行います。


長野市民病院 消化器内科部長 IBDセンター長 原悦雄医師:
「内視鏡してみると、全大腸炎型で、虫垂の盲腸の穴のとこにもやっぱ炎症はあるんですよね。深部から奥はそれほど強い炎症ではないけれど、ちっちゃい潰瘍が多発していて、ちょっとびらんもあって、自然出血もちょっと」
「直腸からS状結腸に関してはそれなりに炎症があるので、排便回数も多くて、ちょっと漏便もあったりして、授業中ちょっと便が漏れたり何かしちゃうこともあるようなんですよね。なので、かなり生活の質は落ちちゃってるという状況ですね」
医師:
「少し排便回数が抑えられれば、一緒に使えるステロイドでひとまずちょっと落ち着いていけるかなって感じですか」
別の医師:
「座薬とかは使わない感じですか」
原悦雄医師:
「今こうい状況なんでね、病状がある程度きちんとコントロールできないと、就職活動もできないだろうから、まずしっかりきちんと早めに炎症コントロールして、日常生活に困らないようにしないといけないね」