巨人の岡本和真内野手(27)が6日、都内の球団事務所で契約更改を行い1億5000万円アップの年俸4億2000万円(推定)でサインをした。緑色のネクタイで交渉に臨み、球団から最高の評価をもらい、満足気な表情で会見場に現れた。
岡本は3月に開催されたWBC日本代表に選出され、3大会ぶりの世界一奪還に貢献。プロ9年目の今季は140試合に出場し、打率.278、41本塁打、93打点の好成績をマーク。中でも41本塁打はキャリアハイの数字を残し、球団では6年連続の30本は王貞治、松井秀喜以来、3人目となり、2年ぶりのホームランキングにも輝いた。「WBCで本当にいい経験をさせてもらいましたし、侍ジャパンで世界一になってジャイアンツでも日本一になれたら最高だったが最後の方は悔しかった」と激動の1年を振り返った。
キャプテン就任1年目の今季。チームは2年連続となるBクラスに沈んだ。「個人としてはまだまだやらないといけない事がたくさんあると感じた。来年は阿部監督になって新体制としての1年目ですし、2年連続のBクラスなので必ず優勝出来るように頑張っていきたい」と4年ぶりのリーグ制覇に向け、不動の4番が来季もチームを引っ張る。














