■2023Jリーグアウォーズ(5日、横浜アリーナ)
J1リーグの年間表彰式「2023Jリーグアウォーズ」が5日、横浜アリーナで行われ、MVPには初優勝を手にしたヴィッセル神戸の大迫勇也(33)が得点王とベストイレブンの三冠を受賞。ベストヤングプレーヤー賞(新人王)にはアルビレックス新潟の三戸舜介(21)が選ばれた。
今季Jリーグで活躍した選手、チーム、関係者を表彰する“Jリーグアウォーズ”、優勝した神戸は全員がおそろいのスーツで登壇した。プレゼンターには日本代表の森保一監督(55)を始め、中澤佑二(45)、田中マルクス闘莉王(42)も登場した。
得点王はアンデルソン ロペス(30)と大迫。最終節で横浜FMのアンデルソン ロペスが1ゴールあげて、トップだった大迫に追いつき、2年ぶり6度目となる2人の得点王が誕生した。
新人王にあたるベストヤングプレーヤー賞には三戸が選出。ダブルのジャケットにハーフパンツ姿で現れた。SNSでは「かわいい」「七五三みたい」と書き込まれ、アルビレックス新潟の公式アカウントの壁紙にも使われた。今季は30試合に出場し、23試合で先発、4ゴール2アシスト。パリ五輪にもつながるU-22日本代表でも活躍している。
ベストイレブンのGKには西川周作(37、浦和)が2016年以来、7年ぶり6度目の選出。優勝した神戸からは酒井高徳(32)、山口蛍(33)、武藤嘉紀(31)、大迫の4人が入った。
そして、MVPには22ゴール7アシストのヴィッセル神戸の大迫が選ばれ、得点王とベストイレブン、MVPと3冠を獲得。サプライズで妻と娘2人が登場すると笑顔を見せた。「あまり、一緒にいられなかったけど、サッカーだけに集中させてくれて本当に感謝してます。ありがとう」と家族に感謝を述べると、娘2人は笑顔で答えた。大迫は「これからオフなので少しどこかゆっくり一緒に遊びに行こうか、行こうね」と家族サービスを約束した。
【得点王】
■22ゴール
大迫勇也(33、神戸)
アンデルソン ロペス(30、横浜FM)
【優秀監督賞】
長谷部茂利(52、アビスパ福岡)
【フェアプレー賞・高円宮杯】
セレッソ大阪
【フェアプレー個人賞】
GK 西川周作(37、浦和)
GK 前川黛也(29、神戸)
GK 大迫敬介(24、広島)
【最優秀ゴール賞】
渡邊凌磨(27、FC東京)
【最優秀主審賞】
中村太(45、埼玉サッカー協会)
【最優秀副審賞】
野村修(34)
【ベストイレブン】
■GK
西川周作(37、浦和)
■DF
マリウス ホイブラーテン(28、浦和)
アレクサンダー ショルツ(31、浦和)
酒井高徳(32、神戸)
毎熊晟矢(26、C大阪)
■MF
山口蛍(33、神戸)
脇坂泰斗(28、川崎)
伊藤敦樹(25、浦和)
■FW
アンデルソン ロペス(30、横浜FM)
大迫勇也(33、神戸)
武藤嘉紀(31、神戸)
【MVP】
大迫勇也