桂浜水族館に珍しい色のイサキが仲間入りしました。ちょっぴりご利益がありそうな色合いです。

高知市の桂浜水族館に仲間入りしたのは金色のイサキです。このイサキは高知県大月町の養殖業者の生けすで見つかったもので、先月22日に5匹が寄贈されました。養殖業者によりますと突然変異でこのような色になるイサキはおよそ2万匹に1匹程度の割合だということです。明るい色合いを見た客からは「ご利益がありそう!」という声も上がっているのだとか。飼育担当者はこの個体を展示することで、イサキの生態などについて知ってもらうきっかけにしてほしいと話します。

(桂浜水族館 浦河大輝さん)
「ただ色が違うだけではなくて5匹それぞれちょっとずつバリエーションが違う色違いなのでどんなところが違うかを見比べたり、そもそも色が違う現象はなんで起きるんだろうとか、この個体たちを見ることでいろんなことに想像を膨らませて楽しんでもらえたら」

桂浜水族館では珍しい個体のデータをしっかりと取り、飼育技術の向上につなげたいとしています。