高齢者が運転するシニアカーの踏切内での事故を防ごうと、門川町で安全講習会が開かれました。
講習会は、門川町内の踏切でシニアカーによる事故が相次いで発生したことを受けて去年からJR九州宮崎支社や日向警察署などが開いているものです。
4日の講習会には、町内の高齢者クラブの代表などおよそ30人が参加。実際にシニアカーを運転して、訓練用の模擬踏切の横断を体験しました。
また、JRの担当者が、踏切内で立往生した場合の対応方法を説明。
時間があればまず非常ボタンを押すこと。
そして、遮断機が下りた場合は、押すようにすると上に上がりやすくなることを説明し、命を守る行動をとってほしいと呼びかけました。
(参加者)
「シニアカーで脱出する方法等も教えていただきましたので、大変勉強になりました」
「そういう事態になった時は思い出して、気を付けようと思います」
門川町では、おととしと去年、シニアカーが踏切で列車と衝突する事故がそれぞれ1件発生しています。














