ロシアのプーチン大統領が今週中に中東のUAE=アラブ首長国連邦とサウジアラビアを訪問すると、ロシアメディアが報じました。

ロシアのニュースメディア「SHOT」は4日、ウシャコフ大統領補佐官の話として、プーチン大統領が週内にUAEとサウジアラビアを訪問すると伝えました。

サウジアラビアではムハンマド皇太子と会談する予定だということです。

プーチン氏はウクライナ侵攻をめぐり、ICC=国際刑事裁判所から逮捕状が出されていますが、両国はICCには加盟していません。

アメリカのブルームバーク通信によると、ロシアとサウジアラビアは主な産油国で構成する「OPECプラス」で主導的な立場にあり、プーチン氏の訪問は「両国に重要な意味を持つ」としています。

今回の訪問ではイスラエル・パレスチナ情勢について協議を行う可能性も指摘されています。