“圧倒的な存在感” メインエンジンは9気筒

いよいよこの巨大コンテナ船の心臓部、エンジンルームへ向かいます。

小林キャスター
「これはなんでしょうか?」
JMU杉森さん
「これはメインエンジンになります」
小林キャスター
「これは何気筒?」
JMU杉森さん
「9気筒ですね」
小林キャスター
「これがこの船の心臓部と」
JMU杉森さん
「そういうことになります」

エンジンは動きだすと会話ができなくなるほどの大きな音と熱気がでるそうです。そばには機関制御室があり、エンジンの状態を監視・制御を行います。

JMU杉森さん
「あまりにも圧倒的に大きいもので、いままで培った経験を超えてしまう。いろんな仕事の段取りにしても量にしても、合わない・終わらない苦労があったと聞いています。
 我々も経験したことのない大きな船を造らさせていただいて、お客様の元で活躍することを願っている。」

コンテナ船は6日に命名式が行われたあと出港します。この巨大コンテナ船は、呉の港を離れたあとは、中国やシンガポールなどアジアとヨーロッパを結ぶ航路で使われるため、今後、日本に寄港することはないそうです。