福岡市が7つの区に設置している保健所を一元化し、感染症などへの対応を強化する方針を固め4日、明らかにしました。福岡市中央区の施設に人員を集約し、業務の処理能力を引き上げます。来年6月以降の移行を目指します。
◆感染症や食中毒の対応力を強化するのが目的
一元化の目的は、保健所の広域的・専門的機能を強化し、感染症や食中毒などに対応する健康危機管理体制を確保することです。現在7つの区にそれぞれ設置されている保健所の機能健康づくりサポートセンター「あいれふ」(福岡市中央区)にまとめ、要員もここに集中させます。
◆新型コロナで業務がひっ迫した経験から「一元化」へ舵取り
新型コロナが大流行した際に各地の保健所の業務がひっ迫した反省から、一元化が望ましいと判断しました。通院医療費の受付や、母子手帳の発行などの業務は、従来通り区役所で行うため、福岡市は「市民サービスに影響が出ることは少ない」と説明しています。市は来年6月以降の早い段階で保健所を一元化させたい考えで、今月11日に開会する12月議会に条例案を提出する予定です。
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