明治時代から栽培されている「源助かぶ菜」。

しかし、近年は生産者が減少、知名度不足も課題です。

豊丘村観光協会 長谷川雅(はせがわまさし)事務局長:
「体験事業を通してまずは源助かぶ菜のおいしさを知ってもらうことでだんだんと作り手側、農家さんが自分のところで作って販売や加工にするきっかけになれば一番いい」

「源助かぶ菜」のPRには地元の短大生も貢献しています。

飯田短期大学の学生が授業で取り組むのは「源助かぶ菜」を使った新たなメニューの開発です。

食物栄養について学ぶ2年生が専門知識を生かして地域に貢献しようと「源助かぶ菜」を使ったパンを作りました。

まずはパンの生地で明太子とジャガイモを包んで形を整えます。

そこに炒めた「源助かぶ菜」とチーズをのせて、オーブンで焼き上げると…。

「おいしそう、いい感じです」

その名も「源助明太ポテトパン」の完成です。