人出や火災が増える年末年始を前に、東京消防庁の消防総監が新宿区にある大型商業施設「東急歌舞伎町タワー」の視察を行いました。

東京消防庁の吉田義実消防総監は、きょう午前8時から新宿区の「東急歌舞伎町タワー」を視察し、スプリンクラーなどの消防設備の管理状況や火災が起きたときの避難経路などを確認しました。

視察では、東京消防庁の職員がビルの関係者と2階にある飲食店の厨房で火災が起こったという想定で、消火器などを使い火に見立てた目標物を消火する訓練を行いました。

視察を終え、吉田義実消防総監は「建物関係者の皆様の防火防災に対する意識は非常に高いなということを実感しました」「引き続き火災予防に留意をし、設備維持管理に努めていただくようお願いします」と話しました。