海の事件や事故の際の緊急通報用番号「118番」のイメージモデルを5年にわたって務めたとして、AKB48の元メンバーで、モデル・タレントとして活躍する篠田麻里子さんに感謝状が贈られました。

海上保安庁はきょう、「118番」の認知度向上に貢献したとして、篠田麻里子さんに感謝状を贈りました。

篠田さんは父親が海上保安庁の職員だったことがきっかけで2019年1月からイメージモデルに就任し、およそ5年にわたって啓発ポスターに出演するなど情報発信を行ってきました。

贈呈式では、海上保安庁の石井昌平長官が「篠田さんは海上保安庁ファミリーの一員です。活躍を引き続き応援します」と話すと、篠田さんは「118の認知向上に少しでもお役に立てていれば幸いです」と笑顔で返しました。

海上保安庁によりますと、「118番」は2000年5月から海の事件や事故の緊急通報用の番号として運用が始まり、今年の10月末までに、およそ1336万件の通報がありました。

一方で、そのおよそ99%が間違い電話やいたずら電話などだったいうことで、海上保安庁は「引き続き全国で周知活動を行っていく」としています。