1日朝は、上空の寒気の影響で、冷え込みが強まり、仙台管区気象台は、仙台の初氷を観測しました。平年より8日遅く、去年より1日早い観測です。初氷の観測は一体どのように行われているのでしょうか。仙台管区気象台に初氷の観測方法を取材しました。

水たまりに氷が張っているのを観測するわけではない!

観測に用いられるのは、直径20センチ、深さ10センチの銅製の容器です。

この容器、実は、蒸発した水分をデータとして観測するための蒸発計として使われていたもので、少なくとも60年以上前からあるものだったのです。

蒸発計

これを初氷の観測用の皿として使い続けている理由は・・・、「穴が空いていないから」だったのです。

容器に入れた水が凍っているのを仙台管区気象台の担当者が確認すると初氷となります。

ところで、容器の上には、プラスチックでできた羽のようなものが・・・、一体なぜ?