五穀豊穣などを願って正月に神棚や玄関に飾る縁起物「もち花」づくりが行われました。

もち花は木の枝に花にみたてたもちをつける正月飾りで、富山県魚津市のシルバー人材センターでは飛騨地方の「もち花」を参考に、16年前から1年の締めくくりの作業として取り組んでいます。

1日は、会員たちが市内で取れたケヤキの木にもちの大きさや紅白のバランスを見ながらつくっていきました。

会員:「(つくるの)初めてなんです。ちらっ、ちらっと見ながらお団子をつけていくと、意外と楽しいですよ。家の神棚にもつけたいなという気持ちになります。」

会員:「子どもたちが1日でもはやく、全部マスクを取れる生活になればいいと思います。そう思って作ってます」

ことしは150本ほど製作し1本800円で、魚津市シルバー人材センターで販売されるほか、一部は、魚津市内の社会福祉施設や企業にも贈られるということです。